最近は企業のグローバル化で英語でのミーティングも増えていますよね。
つまり、どうしても英語でのミーティングが発生してしまう!
英語でのミーティングやテレカンなんて自信がない、
そんな時どうやって英語での会議を乗り切るか。
英語に自信がなくても大丈夫!乗り切る方法はあります!
帰国子女でも英語が特別得意なわけでもない私が、
外資系企業で学んだ、英語でのミーティングを乗り切る方法をご紹介します。
英語の会議で必要な英語力はTOEIC何点?
TOEIC 何点あれば、自分の英語力で会議を乗り切れるのか?!
もちろん、そのミーティングの内容にもよりますよね。
大きな取引の交渉、法律等専門外のこと、こういった会議をこなすには、それなりの英語力が必要なのは言うまでもありません。
ではデイリーで発生するような、日常の会議を英語でこなすにはTOEIC 何点くらい必要なのでしょうか。
よくTOEIC 730点あれば、海外赴任も大丈夫、通常会話も問題なし、なんて言われますが、私個人的には全くそんな気がしません。
というのも、同僚でTOEIC 850以上あっても全くお話にならない人がいっぱいいます。
逆に、筆者は若い頃TOEIC 600しかない時でも、英語の会議に参加し発言もしていました。
つまり、TOEIC のスコアが低い方、英語に自信がない方でも英語の会議は乗り切れます!
では、どうやって切り抜けるか、いくつかの方法を順に解説していきます。
そのミーティング、本当に自分の参加が必要?
英語での会議のインビテーションが送られてきたら、
まずアジェンダと参加メンバーをチェックしましょう。
①自分が参加しなくても問題ない時
この場合は躊躇なく参加を見送りましょう。
自分がいなくても会議が進行するぐらいなら、会議の主催者も無理強いはしないはずです。
もし理由を聞かれたら、別の案件で手一杯等、当たり障りない理由にしておきます。
上手に余計な仕事を回避するのもスキルの一つです。
②自分が参加しなければいけない時
まず自分サイドのメンバーに、自分の上司、または英語に問題ない同僚と一緒なら、心配せず“アクセプト”してもいいでしょう。ただ、いざ当日になったら自分一人だった、ということにならないよう、自分サイドのメンバーの出欠は確認しておいた方がいいでしょう。
では、参加しなければいけない会議だが、自分サイドに英語が話せる参加メンバーがいない、もしくは自分の部下と一緒で、自分がリードしなければいけない場合。
対処法1:
自分サイドで英語が話せる仲間に一緒に会議に参加してもらうようお願いする。
対処法2:
上司に、この案件は一緒に話を聞いてほしい等々、上手く巻き込み一緒に会議に参加してもらう。
上記対応が不可能で、もはや手立てがなく、一人で立ち向かわなければいけない場合、事前準備が重要になります。
では、会議前に何を準備するべきか見ていきましょう。
自分一人で参加、もしくは部下と一緒で自分が会議をリードしなければいけない時
もう腹を決めて、しっかり事前準備をします。
①添付資料の熟読
メールに資料が添付されていれば、しっかり読み込み完全に理解しておきます。それに関して必要な情報があれば、それも事前に準備します。
②何パターンかシナリオを描く
メールのタイトル、アジェンダやその添付資料から、
会議で想定される会話内容をイメージし、どちらの方向に向かって進んでも対応できるよう、いくつかのパターンを思い描いておきます。
③パターンごとのシナリオを英文にする
何パターンかのシナリオごとに、
自分が発言しなければいけないこと、または質問された時に答えなければいけないこと、全て英語で書きだしておきます。
(可能なら英文をネイティブにチェックしてもらいましょう)
④英文を暗唱する
書き出した英文を全て暗記します。※完全にスラスラ言えるようになるまで!
これはもちろん結構手間ですし時間もかかります。でもこれをしっかり事前にやっておけば、会議で話がどの方向に進んでも、しどろもどろせずにしっかり英語で発言できます。
この準備の利点は、今後会議のたびにこの準備を重ねていけば、使える英語フレーズが自分の中に蓄積していき、事前準備の時間もかからなくなります。
会議の内容があまり理解できなかった時の対処法(会議後のフォロー)
しっかり事前準備もして会議に参加したのに、話についていけなかった。結局自分はこの後、何かしなきゃいけないことがあるのか?何をすればいいかわからない・・・
そんな時もあります。自分を責めないで。
では、どうフォローするか。
大抵は会議後にオーガナイザーが、会議のサマリー/リキャップを送ってくれます。それを読んで理解すればOKですね。
では、待っていても送られてこない、でも自分が何かするべきことがあるようだった。
この場合は、会議のオーガナイザーにメールで聞いてしまいましょう。
相手も自分の依頼したことをしっかり期日までにやってほしいはずなので、きちんと教えてくれます。
メールに残すのが嫌なら、サクッとチャットで聞いてしまうという手もあります。
以前、テレカン中に参加メンバーの一人が、別のことやっているなとわかる時があったのですが、平気で会議後のメールでいろいろ質問していました。
それ、会議でちゃんと言われたよね、っていうことも平気で。しかもメールもALL返信で(笑)
つまり、大丈夫、皆そんなもんです。
迷っている時間がもったいないので、こういう時は気にせず堂々と確認してしまいましょう。
最後に
金額等はUSドル等の通貨で会話されることが多いかと思います。そんな時、すぐに換算出来るよう念のため計算機を持参するといいですね。
(会議の後半は特に頭が英語で疲労して、単純計算も追いつかなくなったりするので)
基本的には母国語での会議でも英語でもやるべきことは同じですよね。
事前準備して会議に臨む。
アジェンダと参加メンバーによっては、英語の会議は緊張と憂鬱でいっぱいになりますが、それは皆一緒です。
事前にこうして対応策をネットで調べているあなたは真面目なしっかり者です。
準備さえ怠らなければ必ずできます!
自信を持って、涼しい顔で会議に参加してくださいね。健闘を祈ります!
最後までお読みいただきありがとうございました。